ごあいさつ
こんにちは、ポンです。
今日は娘が2歳6か月のタイミングで受けた「発達相談(検査)」の結果について、わが家の記録としてまとめておこうと思います。
検査の概要
今回の発達検査は、保育園からの案内もあり、園にて実施されました。
検査は「新版K式発達検査」という形式で行われ、項目ごとに発達年齢や指数が示されるものでした。
検査当日の様子
ここからは、実際に娘が受けた検査の内容を思い出しながら記録しておきます。
心理士さんとマンツーマンで行われ、娘なりに一生懸命取り組んでくれました。
① 積み木の検査
心理士さんが積み木で作った形と同じように、娘にも積んでもらう課題がありました。
見本と同じように積めるか、空間認知や模倣の力が見られていたようです。
娘は無言で心理士さんと同じ形に積める場面もありましたが、自分の好きなように積んでしまう感じになりました。完全に集中が切れる様子もありました。
② 絵柄あてボードゲーム(簡単な神経衰弱のようなもの)
鳥などの絵柄が3種類、それぞれ複数配置された16マスくらいのボードゲームが出てきました。
全ての窓を開けて中の絵柄を見せた後、しばらくしてから心理士さんが「○○はどこだったかな?」と質問し、絵柄を2枚めくって当てるゲームです。
記憶力をチェックしているようで、約25分後にも再度同じ課題が出されました。
これについては、娘が興味を持ってくれたのか?真剣に取り組んでいる様子が見られました。25分後にも割と出来ていたので、私としては満足いく結果でした。この課題みたいに他の課題も取り組んでくれたら心配要らないのですが、、、笑
③ 図を書くテスト(模写課題)
心理士さんが紙に描いた「線」や「丸」を見て、娘がそれをまねて書く課題です。
娘は丸をたくさん描くことができましたが、線を真っすぐ描くのはまだ難しかったようで書きたい丸を書いてしまいます。心理士さんが「シューと線を書いて!」効果音付きで娘に指示を出したところ、娘が「シュー」と言った線を書くことが出来ました。
言葉の掛け方で出来る事が増えるんですね。
勉強になりました。
手指の運動や模倣力の発達を見るテストだと思います。
④ 表情を当てるテスト
写真カードを使い、「笑ってる人はどれ?」「泣いてる人は?」といった問いかけがありました。
表情から感情を読み取る力や、ことばの理解をチェックしていたのだと思います。
娘にしたことのない質問だったので、理解できるのか不安でしたが、意外と答えられていたので安心しました。
⑤ かくれんぼゲーム
小さな人形を紙コップの下に隠し、「どっちに入ってるかな?」と当てるゲームも行いました。
単純な遊びのようですが、注意力や記憶力、推論の力も見ていたのかもしれません。
娘はこういったゲームが大好きなので、笑顔でやり取りしていました。
検査は、姿勢・運動/認知・適応/言語・社会の3領域に分かれており、それぞれ以下のような結果でした。
正直、前回の発達検査の時よりも出来る事が増えたので、上出来と褒めたいところでしたが、結果は厳しいですね。
他の子と比べると遅れに自覚はあるので仕方ないです。
領域 | 発達年齢 | 発達指数 |
---|---|---|
姿勢・運動 | 1歳9か月 | 70 |
認知・適応 | 2歳0か月 | 80 |
言語・社会 | 2歳3か月 | 91 |
全領域平均 | 2歳1か月 | 84 |
全体的には「生活年齢(2歳6か月)より少しゆっくりめ」といった内容で、特に「姿勢・運動」の項目がやや低めの評価になっていました。
椅子にじっと座ってられないのも、運動機能に関係しているそうです。
体を支えている筋肉が劣ってると、椅子にじっと座ることもつらくなり、体を動かしたり、立ち上がったりして我慢の出来ない子と見られがちとの事でした。
娘の保育園の入園式の出来事を思い出し、娘は我慢が出来ない子と思っていましたが、運動機能が劣っているのか!とハッとさせられました。
さすが専門家ですね。こちらも勉強になります。
行動観察の中で印象に残ったこと
検査中や園での様子から、以下のような行動が記録されていました。
- 座っていられず、ウロウロしたり、途中で立ち上がったりすることがある
- 食事の前に「わがまま泣き」が出ることがある
- 呼ばれているのは分かっているけれど、気が乗らないと戻らないことがある
- おもちゃなどに強いこだわりがあり、切り替えに時間がかかることがある
- 相手の指示を聞いて動くのが苦手な場面がある
特に、気になるものが目に入ると気持ちの切り替えが難しくなったり、自分の興味が優先される場面が多かったようです。
言葉の理解とやりとり
言葉については、「言語・社会」の項目で比較的年齢相応の評価をもらえました。
先生や大人とのやりとりでは、「○○ってどういうこと?」など、理解を確認する質問にも答えることができたようです。
一方で、まだ一部の指示や場面では理解に時間がかかることもあるとのことで、これから少しずつ身につけていく段階かなと感じました。
専門家の見立て
検査を担当してくださった先生からは、
- 「姿勢・運動」は1歳9か月レベル
- 「全体的な発達状況は2歳1か月相当」
- 「加配の必要はない」
という見立てをいただきました。
一部に「じっとしていられない」「寝転ぶことが多い」といった体の動きやバランス面での幼さが見られるとのことでしたが、家庭や園での関わりの中で少しずつ経験を増やしていけば問題ないとのことでした。
親としての気持ちとこの夏のプラン
正直なところ、専門家の意見をいただいても親としてはやっぱり少し心配な気持ちもあります。
特に運動の項目が年齢よりも下回っていたので、日常の中でどうサポートできるか、いろいろ考えました。
そこで、この夏は思いきってプールに行ってみようかなと計画中です。
水の中で体を動かすことで、バランス感覚や筋力にも良い影響があると聞きますし、何より楽しく体を使う時間になればいいなと思っています。
無理のない範囲で、娘のペースでチャレンジしていけたらと考えています。
今後に向けて
検査後のフォローとして、今年の11月〜12月ごろに再度母子保健経由でフォローアップが予定されています。
必要があれば次年度からの「加配(補助的な支援)」の検討が行われるとのことでしたが、今のところは「経過観察」で大丈夫とのことでした。
手のかかる子で大変です。笑笑
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